当時の就職活動について教えてください

高校3年のとき、進路指導室で手に取った求人票ファイルの中に、湯浅糸道工業の名前を見つけたのが最初のきっかけでした。正直、それまで会社のことは知らなかったのですが、「こんな近くに、ものづくりの会社があったんだ」と驚いて、自然と興味が湧いてきたんです。私にとって、家から通いやすいことは会社選びの中でも一番大切なポイントだったので、まずそこに惹かれたのだと思います。

就職活動中は、特に面接練習に力を入れていました。私はアドリブがとても苦手だったので、ちょっとした質問でも焦ってしまうことが多くて…。練習でもなかなか思うようにいかない時期もありましたが、「これは自分のため!」と気持ちを切り替えて、先生だけでなく、両親や友人にも協力してもらいながら、何度も何度も繰り返し練習しました。
面接当日は本当に緊張していましたが、周りのサポートのおかげで、落ち着いて臨むことができたと思います。

 

今振り返ると、大変なこともたくさんありましたが、それ以上に、自分を大きく成長させてくれた時間だったなと感じています。友人たちが「頑張ってね!」と声をかけてくれたことも、すごく力になりましたし、面接当日には、両親と妹が応援の手紙をお弁当に入れてくれていて、その手紙を見た瞬間、ふっと気持ちが軽くなって、「大丈夫、私ならできる!」と思えたんです。

あのとき、前向きに頑張れたことが、今の私にとって、大きな自信につながっていると思います。

湯浅糸道への志望動機

初めての会社見学は、とにかく緊張していました。学校と違って、会社では年齢の離れた方と一緒に働くことにもなりますので、少し不安もありました。
でも、そんな私に対して、案内してくださった方や、実際に現場でお仕事をされていた方々が、すごくフランクに声をかけてくださったんです。「ここなら安心して働けそう」「居心地が良さそう」って、自然に感じることができました。

面接もやっぱり緊張の連続で…。私ひとりに対して、複数の面接官の方がいらっしゃって、最初は本当にドキドキしていました。でも、しっかり練習してきたおかげで、部活のことや高校時代に取得した資格・検定についてなど、聞かれたことには落ち着いて答えることができました。

ただ、ひとつだけ想定していなかった質問があって、「あなたが会社に求めている3つの条件は?」と聞かれたときは、本当にびっくりしてしまって!でも少し考える時間をいただけたので、「福利厚生がしっかりしていること」「女性社員が活躍していること」など、自分なりに考えて答えることができました。面接官の方々もその答えにしっかりと応えてくださって、とても安心感がありました。

終わったあとも「緊張したけど、すごく温かい雰囲気だったな」と思え、もうその時点で「湯浅糸道工業に入社したい!」という気持ちは固まっていましたね。

職場の雰囲気はどうですか

入社前の私は、「会社って、もっとピリッとした厳しい場所なのかな」と、固いイメージを持っていました。でも、会社見学のときに温かい雰囲気だなとは感じていたんですが、実際に入社してみると、その印象をさらに上回るような職場でした!

私が所属している業務課では、「困ったことがあったら、いつでも言ってね」「わからないことは、何回聞いても大丈夫だからね」と、先輩たちがいつも声をかけてくださいます。もしミスをしてしまっても、「じゃあ次から気をつけようね!」と前向きな言葉でサポートしてくださるので、安心して仕事に取り組むことができています。
正直、先輩方と比べると作業のスピードはまだまだで、自分の遅さに落ち込んでしまうこともあります。でも、入社したばかりの4月と比べたら、毎日少しずつですができることが増えてきて、自分なりに成長を感じられるようになってきました。

業務課の中だけでなく、他の部署の方々も「仕事、慣れてきた?」と気にかけてくださったり、旅行のお土産をくださったり、皆さんの思いやりを感じることができて、「本当にいい職場に出会えたな」と感じる毎日です。

成長エピソード

今振り返ると、入社してから一番成長したと思えるのは、「苦手なことに向き合う姿勢」が自分の中に芽生えたこと。現在、私が担当している業務の中には、工場で完成した製品を、システム上で工程ごとに処理・移動していく作業があります。これが製品ごと、お客様ごとにやり方が違うので、最初は何度かミスもしてしまい、気づけばその作業に対して苦手意識を持つようになっていました。


でも、このままではいけないと思って「苦手だからこそ、ちゃんとできるようになろう!」と気持ちを切り替えることにしました。わからないことは、自分から積極的に先輩に聞くようにして、理解できるまで何度でも教えていただきました。
それができたのは、やはり先輩方がどんな時も丁寧に教えてくださるからだと思います。質問しやすい雰囲気が職場にあったからこそ、自分から動いてみようという意識を持てるようになったのです。

今でも、まだまだ助けてもらってばかりですが、いつかは私も、先輩たちのように誰かを支えられる存在になりたいと思っています。そして、今支えてくれている先輩方に、少しでも恩返しができるように!

1日のスケジュール

8 : 00

出社

出社後はまず掃除をして、社内のお知らせメールを確認します。

8 : 30

朝礼

挨拶や業務連絡を行います。必要があれば、そのままミーティングが開かれることもあります。

8 : 40

製品の計測、梱包

製品の数量を数える作業を担当します。測りを使うこともあれば、小さすぎて反映されない製品は特別な方法で計測します。製品ごとに数え方が違うので、まだまだ覚えることがたくさんあります。

11 : 00

工場からの受入れ品の仕分け

工場から届いた製品を「工程移動」させる作業を行います。社内システムを使い、伝票を確認しながら入力して処理します。複雑な工程も多く、当初は苦手意識を持っていた作業です。

12 : 00

昼休み

基本的には食堂でお昼ご飯を食べています。近くにマクドナルドや牛丼屋もあり、外に食べに行く方もいますよ。食堂では、よく顔を合わせる先輩とプライベートな話をすることもあり、ちょっとした憩いの時間になっています。

12 : 50

製品の計測、梱包

15 : 00

休憩

15 : 10

納品処理、当日の出荷準備

パソコンに入力して納品書を発行する作業と、受け取った納品書に印を押す作業に分かれて進めます。お客様に届ける直前の大事な工程なので、自然と緊張感も高まります。疲れが出てくる時間帯ですが、一日の中でも特に頑張りどころです。

15 : 30

翌日の出荷準備

16 : 00

製品の受入れ

16 : 30

受発注の書類確認と保管

一日で行った発注・受入れ・仕入れの明細をすべて印刷し、書類にまとめます。その後、売上を決められた表に入力し、在庫調整があった場合は修正漏れがないか確認します。最後に、その日処理が完了した注文書を指定のファイルに保管。数人でチームを組んで協力しながら進める工程です。

17 : 30

退社

ENTRY

湯浅糸道工業㈱は、次の100年に向け、共に会社の発展に取り組んでくれる仲間を募集しています。
安心して働ける環境を整え、皆さんをお待ちしています。