業務内容を教えて下さい。

私は現在、営業部で営業事務をしています。当社には多くの既存のお客様がいらっしゃり、毎日、電話やメール、FAX、WEBなど様々なチャネルから問い合わせをいただいています。私の仕事は、これらの注文や相談に対応し、各部署と連携しながら業務を進めることです。技術的に専門性が高い問い合わせの場合は、各部署の担当者に確認を取ってからお客様に返答したり、必要に応じて直接担当者に繋げたりします。一方、私自身が把握している製品情報や、対応できる範囲のご質問には、直接お答えしています。

働く先輩たちの営業部中途入社社員の写真入社当初は、製品課で4年間、製品の組付を担当していたので、この時に得た製品知識が今の業務にとても役立っています。お客様からの質問に自信を持って対応できるのも、この経験があってこそだと感じます。

仕事を通してのやりがいは?

今、営業部の窓口として多くの問い合わせを処理できているのは、製品課での4年間があったからだと思います。当時、私は湯浅糸道工業でも一番の売れ筋商品である「ツイストストップホイール」の組付を担当していました。この製品は毎月数万個もの発注があるため、自社内での組付対応では到底生産が追いつかず、外注さんとの協業体制を敷くことで大量の生産を可能にしています。しかし、納期の調整は簡単ではなく、喜んで対応してくれる方もいれば「もう無理です」と断られることもあり、その度に奔走していました。

今の仕事でも、製品課で得た知識は大きな武器になっています。また、どれだけの時間がかかるか、どう調整すれば納期に間に合うかといった感覚は、製品課在籍時に自然と身に付いたものです。営業部の窓口として、お客様に適切な回答やサポートができると思うと、この仕事の面白さを改めて感じます。

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職場の雰囲気はどうですか?

職場の雰囲気はとても良いですね! 製品課にいた頃感じていた営業部の印象は、静かなイメージがあったんですけど、実際に配属されてみると、それは業務中の集中力の表れで、メリハリを持って仕事に取り組んでいるからなんだと気づきました。今では、むしろ仕事が非常にやりやすく、居心地が良い環境だと感じています。営業部に異動になった当初は、製品課とは勝手が違い、分からないことがたくさんあって不安でした。でも、年の近い先輩がいて、いろいろと教えてくれて、助けてもらったことをよく覚えています。

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営業部全体の雰囲気も良く、本当に優しい人ばかりで、分からないことは誰にでもすぐに聞くことができます。また、その他にも営業担当者が出張でお土産を買ってきてくれることもあります。

私の成長エピソード

営業部に異動した当初は、ミスをしてしまうことも多くありました。毎日、電話やメール、FAXで次々に入ってくる注文対応に精一杯で、発注数や図番を間違えたり、納期を勘違いしたり……。「どうすればミスを防げるんだろう?」。ずっと、そればかり考える毎日でした。

もちろん、社内にはミスを防ぐための対策体制は整っていますが、私自身が担当する部分では、さらに徹底した対策を作り上げることにしました。他人に頼らず、自分の手で確実にミスを防ぐための段取りを考えました。具体的には、その日に入った発注は、その日のうちに業務課や製品課に発注案件を伝えておくこと。そして、翌朝にはもう一度見直す時間を確保し、すべての注文や納期をダブルチェックするようにしました。このシンプルなルールを徹底したことで、数量や製品の間違い、納期遅れといったミスを確実に防ぐことができるようになりました。今では、発注処理もスムーズに進められるようになったことが、一番の成長だと感じています。

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1日のスケジュール

8:00

出勤

朝礼までの間に、机の整理や部屋の清掃を行います。その合間に、前日までの注文書や書類の確認も済ませます。

8:30

朝礼/ミーティング

週明けの月曜には1週間の予定を営業部内で確認し合います。その他の曜日には、必要があれば都度報告しています。

8:40

前日処理分の指示書や見積書のチェック

前日までに受けた発注や見積もり関連の書類を、納期や数量、製品番号などを細かくダブルチェック。ミスがないよう、ある程度時間をかけて慎重に行います。

9:00

受信メール・FAXの確認

電話、メール、FAXでお客様からの連絡を確認します。最近では特にメールでの注文や問い合わせが多く、休み明けや繁忙期には50件以上のメールが溜まることもありますね。メール処理だけで1日が終わってしまうこともたまにあります(笑)。

9:30

問い合わせ対応(見積回答、納期回答、指示書発行)

お客様に見積もりや納期の回答をしたり、注文書に不明点があれば直接電話で確認を取ったりします。

12:00

昼休み

12:50

問い合わせ対応(見積回答、納期回答、指示書発行)

引き続き、お客様への対応を進めます。具体的な案件が発生した際には、社内向けの指示書を作成し、案件を円滑に進めます。指示書や関連資料は、社内の独自システムを使って作成しています。

15:00

休憩

15:10

動画撮影・制作

近年、自社の認知拡大を図るために、You Tubeで動画を公開しています。動画編集の経験も設備に対する知識もほとんどなく、最初は不安もありましたが、各部署の担当者にご協力いただきながら、社内設備の紹介や糸道製品の仕組みを解説する動画を制作しています。問い合わせ対応とは違い、クリエイティブな業務に携わるので、編集案件がある日はメリハリのある1日になりますね。

17:30

退社

ENTRY

湯浅糸道工業㈱は、次の100年に向け、共に会社の発展に取り組んでくれる仲間を募集しています。
安心して働ける環境を整え、皆さんをお待ちしています。